山本さとし オフィシャルHP フォーク・ソングの風に吹かれて
20210102
cd news
♪2021年は節目の年となり念願のアンソロジーCDを出す運びとなりました。
昨年来のコロナ禍で音楽活動は曲作りとCD制作をと、初期アルバム3作(LPとテープ) から
ギターアンサンブルとバンド演奏をセレクトしてリマスターしました。
お陰で音の立ち上がりとブライトさが増したように思います。
限定版です。2月以降のライブもしくはメールにて承ります。宜しければ聴いてください。(詳細後日)
丑年1月吉日 山本さとし
☆山本さとし35周年記念CD☆
『君のそばで~山本さとしアンソロジー~』 2021年 2月22日発売 制作 : 3104office (山本さとし音楽事務所)
◆初期アルバム3作品からのセレクト17曲リマスター版(初CD化9曲・歌詞集ブックレット12頁) ¥2,500 ※限定500枚
◆予約 : 2021年1月末日までのお申込みは送料無料。申込方法はメールのみとさせていただきます。
【 sy3104@satoshi-y.net 】
※お名前、ご住所、電話番号、枚数をお書きください。折返し振込先等をお伝えいたします。 (振込確認順に2月より発送予定♩)
過去の自分との再会!?
これまで発表してきた初期アルバムについては製品形体がカセットテープが多かったので、
作品保存上どうしても劣化するのは否めないし、LPとなるともうかける機器すら身近にない一抹のさびしさがあった。
今まで有り難いことに、あのカセットに入っているあの歌が聴きたい!との声も届いていたものだから、
ずっと構想を考えていた。このコロナ禍で時間ができて、いつでも気軽に変わらず聴くには
デジタル化することなんだろうと思い立ち、CD制作でお世話になったエンジニアに相談してきた。...
そこで改めて一人っきりの部屋で、過去の作品を振り返り、じっくり聴いて当時の自分の表現を
再度味わい尽くしてみた。青い歌と音の真っ只中にそのシンガーは立っていた。
今の自分が小さく声をかけたら、頭の上の方からその声がこだまして聴こえてくるような不思議だった。
その上で思い出を越えて、今とこれからも聴けるようなメッセージ性をオムニバス的に
まとめて発信出来たら!と願うことにした。
エンジニアのKさんはやってみましょう!と。デザイナーのSさんも過去の作品を参考に見せて!と。
さて今の技術で、どこまで甦らせ、活かせられるか…な。コロナ禍の今に発信することは
ぼくのライフワークソングの成り立ちを残すことになり、生まれた歌たちがも一度作品として
息吹く意味も残っていると思っている。♪20200926
山本さとし ニューアルバム SY3104-01
★CD『ふる里の樹』~愛しき紡ぎ歌の軌跡~
収録曲目:
1、ふる里の樹
2、白い雪 銀の空
3、はばたき
4、虹を見るために
5、ラスト・ランナー
6、あなたへのララバイ
7、小さな傘
8、道程(みちのり)
9、もうひとりの自分
10、これがわたしたちの さようなら
11、ぼくの卒業式
12、ヒロシマの有る国で
13、ノーモア!ヤコブ 心は一つ
14、エイジァン ~アジアの人たちに~
15、きっと、この町で
16、五月の風のように
全曲作詞作曲・ギター:山本さとし(H16/12発売)
プロデューサー/山本さとし
コーディネーター/洪栄龍
エンジニア/河野利昭
デザイナー/三宅秀典
協力:有限会社シナプス 、STUDIO MOVE 705
定価 3.000円(税込み)
ご注文を受け付けています。ご住所と電話番号をお知らせ下さい。
詳細を追ってご連絡いたします。
詳細、ご注文:3104オフィス
e-mail★ sy3104@attglobal.net (コピーして貼り付けて下さい)
♪:愛しき紡ぎ歌の軌跡 洪栄龍氏 (guitarist)
「ふる里の樹」発売おめでとうございます。改めて聞いてみて、とても良い感じのアルバムになっていると思いました。
コーディネーターという役割を十分に果たせたかどうか、わかりませんが、アルバム作りを勧めて良かったと思いました。
エッセーより
山本さとしの人々の想いをつなぐうた
第十ニ回 (最終回) ふる里の樹 ~庭のメタセコイア~ シンガー&ソングライター 山本さとし
子どもの頃、実家の庭先にメタセコイアという大きな木(落葉高木)がありました。
中学高校の自転車通学の帰り道に遠くからでも良く見えるのでいい目印でした。
家の二階より高く黄緑色の葉が繁っており、いつからかこれは僕の樹だぁ!と思っていたのです。
庭には他にも柿がニ本、グミやリンゴ、西洋ナシ、梅、葡萄とあって、実がついてはもぎ、かじってきました。
会津の柿は身知らず柿と言い、身の程知らずに(枝が折れんがばかりに)たくさん実をつけます。
我が家のは渋柿でしたが、丸々と大きくて一斗罐で焼酎でさわしたり、せっせとむいて干し柿にしました。
メタセコイアは堂々と真っ直ぐ天に向かっており、大のお気に入りでした。
母に聞けば、我が家を建てた昭和37年に大叔母が箸程の苗木を植えたらしいのです。
この木は成長が早く、驚くほどどんどん伸びて、後年家を建増する際には残念ながら切らざるを得なくなったのですが、
大工さんが広がった根を掘り起こすのに何日もかかったそうです。
材木としては柔らか過ぎて使えなかったようですが、樹は切られて泣くとも言い、少し辛い出来事でした。
僕の父は小さな町の郵便局長をしていて、退職してから亡くなる年まで畑仕事に精を出していました。
そして庭に植えきれない分畑の方に実の成る樹をどんどん植えていったのでした。
さくらんぼ(桜桃)や梨、ぐみや小梅、ぶどう、それに記念樹に桜など、ぐるっと囲むようです。盆帰りでやってくる
孫たちに食わせてやりたいと思ったのでしょう。あれから何気に子どもを樹の下に連れていき、いっしょに見上げるようになりました。
今、第二の故郷練馬にいて緑の中を散歩すると、田舎の樹々を思い浮かべます。登ってはよくゆすぶったので、
木肌の手触りは今でもよく覚えています。倒されるまで幾年も小鳥が宿り、風がそよぎ、往来の人の日陰をつくりました。
そんな樹々たちが夢に現れ、静かに語りかけてくれたら嬉しいなと想像し、歌を書きました。うたうたびに懐かしい祖母や父の顔と会津の風景が重なります。
人には誰にも自分の樹というものがあって、その樹はずっと見守って待ってくれていると思います。
大人になって人生の折り返しの時々に、ふっと思い出すものではないでしょうか。自分の樹に再会できたら、
きっと心の中に安息の居場所が生まれるのでは!? そんな振り返りの時を日頃からもっと持ちたいですね。
あなたの樹はどんな樹ですか?いつかお目にかかれたら、その時伺ってみたいなと思います。
( 「住民と自治」 04年4月号)
◆CD「丸腰でいこうぜ」
’06憲法FOLK・JAMBOREEライブ 8.18~1東京上野水上音楽堂
収録:無告の民(笠木透&荒馬座)、蝉しぐれ(高石ともや)、ヒロシマの有る国で(山本さとし)、イムジン河(朴保)、人類館事件の歌(佐渡山豊)、and
more
定価:\2,000(税込)
企画:蓮根の会
制作・発行:'06憲法フォークジャンボリー実行委員会
◆CD「このゆびとまれ / 山本さとしとふくしまの仲間たち」
第38回全国生活指導研究協議会福島大会記念 FLKD-6071
(200枚限定発売)
収録曲
1、ANOTHER-もうひとりのわたし-
2、今日の君へ
3、ここでお休み
4、さっきの曲がり角で
5、ぼくの卒業式
6、もういちど
7、旅立ちの唄
8、海のように 山のように
9、かあさんへのこもりうた
10、ヒロシマの有る国で
11、まつり
12、さよなら ともだち
13、このゆびとまれ
14、ANOTHER-もうひとりのわたし-(インストルメンタル)
JASRAC/R-9670043
共同制作:福島県生活指導研究協議会・山本さとし音楽事務所
(限定200 \1.800+送料 )
かつて制作したCD「このゆびとまれ」が、録音したふぉるくスタジオからまっさらで2箱届いた。
完売して在庫はなくなっていたはずだったのに、ね。あったんだ!
しらず眠っていたものを作者に生かしてもらおうと、当時子ども劇場企画でお世話になったMさんが善意で送って下さった。
嬉しく懐かしい。いろんな思いが詰まっている。
録音当時の場面がありありと思い出される。
今でもたまに音源はi-podで聴くけれど、その時の懸命さが伝わってきて自分の足跡としては大切にしたいと思う。
それに、CD制作をそうそうにできるわけでもないから。僕の貴重な音源のひとつですね。
「ぼくの卒業式」や「かあさんへのこもりうた」は岡田京子さんがアコーディオンを弾いて下さってる。僕のフェンダープレジションベースもいなたいかも・・・ね。
このアルバムのテイクも一味違ってよいんじゃないかな。と・・・よろしければお分けいたします。
◆CDシングル
「夢のシナリオ」 (完売)
日本生活協同組合連合会医療部会 ジャンプ2000大阪 虹のつどい記念曲
¥1,000
◆CA
「かけがえのないものへ」 (完売)
♪コメント:国松俊英氏、小室等氏
♪;山本さとしさんの歌は<いしっころ>のようです 国松俊英 (児童文学者)
その歌には、陽なたのいしっころのあたたかさがあります。踏まれてもけとばされても、平気な強さがあります。ミミズもトカゲも声をかけてくる親しみがあります。
そして、いつも地面の上から世界を見つめているまっすぐなまなざしがあります。<いしっころ>のような山本さんの歌がすきです。
♪;ピート・シーガーの系譜を爽やかに 小室等 (folk singer)
何年も前のことだが、原宿のにぎわいに場違いのように寄りそってたたずむ日本社会事業大学の文化祭に歌いにいったことがある。
学生たちもまた、原宿には場違いのファッションで、キャンパスと呼ぶにはせまい学内で細々と文化祭を催していた。
ぼくは福祉の世界に伴う“善意”というものに、ときとしてうんざりさせられてしまう徒なのだが、コンサートのあとに話しこんだ学生たちを見るかぎり、
原宿を歩いているにいちゃんねえちゃんたちより、きみらの方がずっといいぞと思ったものだった。
山本さとしさんは、その日本社会事業大学出身だという。山本さんの歌と、山本さんが大学で学ばれたこととは、どうやら無関係ではなさそうだ、と山本さんの歌を聴いていて思う。
それは“善意”のあぶなさを伴いかねないものだが、山本さんはそこをうまくしのいでいる。
アコースティックな音楽は、そのアンサンブルのありようによっては裸でさらされてしまい、ごまかしのきかないものになってしまう。
山本さんの今回のテープ作品は、まさしく裸でさらされている。ごまかしがきかない。ごまかしがきかないと、音楽よりメッセージだけが先行してしまいかねない。
山本さんはそこのバランスをうまく保っている。ギターにヴェテランの洪栄龍を起用したのも功を奏している。
60年代にアメリカからフォーク・ソングというものが入ってきた。それがどんどん子別れしていって、その痕跡はいまやほとんど見えなくなってしまっているいま、
山本さとしさんは、まぎれもなくピート・シーガーの系譜を受け継いでいくシンガーだ。この時代に、この系譜を歩もうというのは相当にきついことである。
山本さんはその道を爽やかに歩んでいる。
◆CA
「ヒロシマの有る国で」 (完売)
懐かしいファーストCA
(洪さんのグローリーバンドが飛び入り支援してくださった)
(関連記事 1、 )
寄せられた声から
山本さとし氏のCD「ふる里の樹」
「録音時のせいいっぱいが詰まっています」と添え書きがあった。
16曲…優しく、強く包み込む歌そして声
「ヒロシマのある国で」は学校教材になるほど有名な曲…「虹を見るために」は直ぐに歌いたい…「ぼくの卒業式」は涙が零れた。
山本氏との初めての会話はユニークな状況の中…忘れられない。...
とにかく腰の低いミュージシャン…こちらが低くすればもっと低くする…終いには互いにうつ伏せで挨拶状態になりそうな。
その腰の低い目線が歌によく表されている。
ピックありがとう。カッコイイ!
これからもよろしく!20150220 外山和次郎氏より
山本さん、CD有難うございました。さっそく聴かせて戴きました。感動しました! 16曲すべて、良かったです。全曲を通して、山本さんの故郷を思う気持ち、人間への愛や思いやり・優しさ、平和への願いが、ひしひしと伝わって来ました。特に『白い雪 銀の空』は目をつぶって、じっと聴いていると、生まれ育った雪深い会津の情景が目に浮かんで来ます。『あなたへのララバイ』などは、ジーンと来て目頭が熱くなってきます。『小さな傘』はリズミカルな曲でいいですね。思わず口ずさんでしまいそうな歌ですね。『ぼくの卒業式』『ヒロシマの有る国で』『ノーモア!ヤコブ 心は一つ』『エイジァン』も良い曲ですね。これからも素晴らしい歌を作ってください!ご活躍を祈っております。寒い日が続いていますので、お体にお気をつけて。それでは。(W)
1/28
山本さとし様
こんにちは。
CDこんなに早く聴けるとは思っていなかったので、嬉しかったです。
ありがとうございました。
山本さんの声、素敵です。ギターも、とっても気持ちいいです。
“ぼくの卒業式”泣けました。
山本さんらしいなぁ、って思いました。(スミマセン、勝手なイメージで)
きっと山本さんは、困っている人や苦しんでいる人を前に、
僕が救ってあげるから。なんて軽々しい事は、多分言わないのだろうな。
と思いました。
でも、相手をまるごと受け止めて、寄り添い、一生懸命に話を聴き、
相手の気持ちを解ろうと一生懸命になってくれる。
きっと人間の弱さや苦労の大切さを心で知っているから なのかな。
そんな気がしました。 なんだか日本語変ですね。
「母さんはそんなに 動揺しない 父さんは仕事休んでも力になる
先生は真剣に話し合っていく だから君は生きてください 」
いい歌詞です。
私も こんな風に生きられる、一人の人間でありたいです。
人を信じる気持ちを無くしたくないし、無くしてほしくないです。
山本さんのCDは、私の応援歌CDです。
人を信じる気持ちと、自分頑張れ!って。(スグ楽な方へ逃げるので・・・
それじゃイカンよ。と)
あ、私もギター始めてみるつもりです。素敵なピックもあるし?!
山本さん、お身体大切にされてください。
元気でいてください!
ではでは、たくさんの感謝を込めて。
3/7 K.M.
山本様
一度、メールを差し上げたものの、今週はずうっと仕事でバタバタしていまして、すっかり「無沙汰」をしてしまいましたこと、大変申し訳ございません。
さて。昨日、CD届きました。早速聴きました。2回続けて。
最初は、一番のお目当ての「ヒロシマの有る国で」から聴こうと開封したのですが、ふと「頭から聴いてみよう・・・いつヒロシマの有る国で が
流れてくるかも感じてみたいし・・・」などと、まぁ、偉そうな態度で。
1~2曲聴き進んで・・・「えっ? 生ギター一本?」と、今さら感動。
いつもは、開封するとすぐにライナーを読んだり、クレジットや歌詞カードを眺めたり・・・CDを「聞きながら」、
舞台裏を眺めちゃうような(?)聞き方をしちゃう・・・忙しさにかまけているのか・・・
以前(といっても、十年以上も前)、友人が「ヒロシマの有る国で」をギターで弾いていたのを聞いていましたので、
「ヒロシマの有る国で」のイントロにはなじみがありました。
でも、山本さんが、こんなにギターを好きな方だったとは知りませんでした。
どの唄もギターがステキです。
4~5曲聴き進みます・・・
歌声や息遣い、ギターワークなど、目の前で演奏されている雰囲気に引き込まれていましたが、
だんだん人の内面を歌う歌詞に、さらに、魅了されます。
普段、一人で仕事をしているので、少し手を休めたり、音楽を聴いたり、比較的自由です。
もちろん、サボ(?)れば、その分、自分で追い込みをかける事になるのですが・・・
「ぼくの卒業式」は、そんな一人で聴いている状況と、いくつかの想いも重なり、年甲斐も無く、涙が止まりません。
「母さんはそんなに動揺しない」
「父さんは仕事休んでも力になる」
力強くて・・・不思議と、やさしくて・・・
でも、「先生 声がでません 先生」と繰り返され・・・どうしよう、自分。
なじみのイントロが聞こえてきました。
・・・
頭からCDを聴いたのは、ほんとに、久しぶり。
しかも、仕事しながらや歌詞カード追いかけながらなどの「ながら聞き」でなく、CD一枚に向き合って・・・
どの曲もメロディーが美しく、生ギター一本のためなのか、和音がはっきりしていて、聞きやすく。
「校門をくぐるとノドが動かない」
「学校休んでさけてください」
突き刺さるような言葉が、やさしいメロディーにのって次の言葉をつないでいきます。
今風な唄なら、ラップでごまかしちゃう(ラッパーな人たち、失言陳謝)ようなコトバが、忘れられないように、口ずさめるようにメロディーにのっている。
・・・あぁ、だめね。つい、評論っぽいこと書いちゃうね。
素直に、「久しぶりに打ちのめされた」という感じ。って、ほとんど、打ちのめされていることの連続なんだけど(笑)。
でも、音楽やギターでは、「あら、上手いね」とか「すごい演奏だ」と感じても、なかなか、もう一回聴きたいというシンガーに出会えないじゃない・・・
いやいや、もちろん、周りの人たちに比べたら、自分の聴いている楽曲が少なすぎるんだけど・・・そりゃ、アンテナ張らなければ、出会いも少ないものねぇ・・・
でも、何度でも聴きたくなる歌に出会いました。ありがとうございました。
自分のことばかり、ダラダラ、長文ごめんなさい。
益々の活躍を心より応援いたします。
H.O.
『ふる里の樹』/山本さとし
山本さとしさんのアルバム『ふる里の樹』~愛しき紡ぎ歌の軌跡~を聴いています。
学生時代からよく歌った「ヒロシマの有る国で」をはじめ、学校でのいじめ問題をとりあげた「ぼくの卒業式」、
人生の応援歌と私が思っている「ラスト・ランナー」など、どれもとてもいい歌です。
みつる (関連記事 1、)
帰ってさっそくCD聞きました。沁みました。
このあいだいろいろ話していたことを思い出しながら、山本君の人生や考えや音楽のスタイルがびっしりつまったCDだと思いました。
それを肩肘張らずに歌っているのがとてもいいですね。ふるさとのこと、病のこと、いじめのこと、大切な人のこと、、、、不幸やさびしさを
乗り越えて生きていこうよ、というメッセージがきれいで印象的な旋律に乗っかって、ゴンゴン私の胸を打ちました。
ギターのサウンドも、大好きです。もちろんピートシガーさんはじめ、ジョンデンバーのようなポールサイモンのようなPPMのような
アメリカのフォークソングの香りが、そこに山本さとしというかぐや姫コピー少年から生まれた日本人ミュージシャンの優しいフィンガリングが加わって、
いつまでも聞いていたい音でした。たぶんしばらく毎日聞いているでしょう。ほんと、いい音楽ありがとう。こんないい曲作れるんだから、
山本君自身が言ってたとおり一生音楽家でいてください。定年になったら音楽に専念するって言ってたけど、それって、すごく贅沢な老後ですね。
うらやましい。ちょっと嫉妬心が生まれました。負けるものか。
温暖化の影響だけではないと思いますが、雨やら地震やらなんやらかんやら大規模に思わぬことが起こる今日この頃です。
体にはくれぐれもご自愛ください。では、また連絡します。
わらび座 文芸部・演出 K.H.
わらび座ホームページ http://www.warabi.jp/
山本様
拝見いたしました。確かに、何万人の観客が入るステージでのコンサートを観た時に、これだけの大衆を数時間も引き付けて熱狂させる力は、
カリスマであったり華であったりなんだろうと感じた事があります。それはそれで、一つの大切な魅力であるとは思います。
ただ、山本さんが今まで歌い続けてきた道程で出会ってきた、たくさんの方々は、きっと山本さんの、ありのままのそのままの山本さとしさんを待ち望み、
歌い手と聴き手の優しい時間を望んでいるのだと思います。それは、興奮や熱狂ではなく、聴き手が山本さとしさんから感じ受け取る、あるいは聴き手が
山本さんに伝える心なのではないでしょうか。
山本さんを待っている場所、山本さんが望む場所、そこに必要なのは山本さとしさん自身とお供のギター、そして聴き手の心なのではないでしょうか。
己の道を己が信じて貫いていく事は、時に傷つき、痛みを伴うこともありますよね。それでも問いかける先は最終的に自分なのではないかなと思います。
それでも、何かを伝えてくれようとしてくれる人の言葉に耳を傾けた時に、何かを気付かされる瞬間はありますよね。
それは伝えた人の言葉だけではなく、その人の心を感じ、それをやはり自分に問いかけて自分で気付く瞬間ではあると思うのです。うまくいえませんが・・・ Y.K.
◇寄せられた声20170821
「急なメールで大変失礼します。以前(もう何年も前になりますが…)、『ふる里の樹』を購入させていただいた者です。
20年前に、中学生だった自分が聞いて感銘を受けたヒロシマの有る国でやぼくの卒業式。当時はどうして手元にあったのか、
テープでひたすら聞いていました。中学の教員になった今も道徳の授業や学級通信で使わせていただいております。
ありがとうございます。」