山本さとしオフィシャルHP フォーク・ソングの風に吹かれて 内
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ご訪問、ありがとうございます。 更新日 20251017
「たきち バクの日」 (通称、バク) since 20250901
家でも学校でもない、もう一つの居場所 併設「バク相談室」
本を読んだり、絵を描いたり、なんとなく聞いてほしい話を
なんとなくお話ししたり。ゆっくり呼吸のできる、そんな場所です。
「たきち バクの日」 主宰 山本より
「たきち バクの日」 (通称、バク)をこの9月、自然なタイミングが来ましたので、
その流れに乗って月1半日から始めることにしました。
まだまだ地域デビューには駆け出し者ですが、月1午前中 (昼なし、暫くワンオペ)の居場所として
傾聴と歌とRJサークル等を、静かにミックスしてできたらと思います。
なお、その日の午後は 「バク相談室」になります。 (新規相談など)
どうぞ宜しくお願いいたします。
山本さとしについて http://www.satoshi-y.net
◇バク 概要・お問合せ
対象:学校に行きづらい小学生・中学生
定員:5名ほど (少人数登録制) (9/29現在登録1名)
内容:読書、お話、ゲーム、折り紙、絵を描く、うたうなど、室内で安心・安全にできること
利用料:無料 (昼食なし)
担当:山本さとし (智、社会福祉士、日本社会事業大学社会福祉学部児童福祉学科卒、
精神科ソーシャルワーカー、介護支援専門員、日本社会事業大学附属子ども学園元園長、
教免(中高/養護学校)、学校に行きづらい子どもの元保護者、シンガー&ソングライター )
事前申込み: sy3104sw@gmail.com まで、名前・電話番号・一言を入れてください。
後日折返します。(バク相談室より)
開設日:2025年9月1日
住所:〒177-0042 練馬区下石神井2-36-24
場所:「みんなの家たきち」内(1階和室)
公式サイト みんなの家たきちHP https://ie.takichi-tokyo.com
アクセス https://ie.takichi-tokyo.com/access/
~いただいた声~
♠ 仲間の山本さとしさんの新しい取り組み。山本さんの柔らかくて温かな人となりと、
そこに集う子どもたちがきっと新しい風を送り続けてくれるはずだ。
山下英三郎 (日本社会事業大学名誉教授)
♠ 「たきち バクの日」 の ご紹介
下石神井にある、子どもからお年寄りまで皆が集える地域のほっこりスペース
「みんなの家 たきち」https://ie.takichi-tokyo.com/ こちらで新たに始まった
不登校の居場所になります。詳細は、ホームページにて。 http://www.satoshi-y.net/baku.html
主宰の山本さんは、福祉の仕事に長年携わっていて、相談も受けてくれます。
シンガーソングライターでもあるので、みんなで歌ったりすることもあるそうです。
少人数でのんびり過ごしたい子など、気軽に遊びに行ってみてください。
こまねり ( こどもまんなかネットねりま ) 事務局
2025年 バクの日カレンダー ※ 随時更新されます。
向こう半年の予定 (変更時には更新されますのでご確認のほどよろしくお願いいたします。)
9/29(月)、 10/27(月)、 11/17(月) 、 12/22(月)、
2026/1/26(月) 、 2/16(月) 、 3/23(月)
活動時間 午前 ※昼食の時間はありません。
9:30~11:50
対象
学校に行きづらい小学生・中学生 5名程度 ※少人数登録制
◇バク相談室
バク活動日の午後13:30~16:30 (予定)は、バク相談室となります。
(予約制/無料相談)
ご利用は、メール sy3104sw@gmail.com (お名前・お電話番号・一言入力)をいただき、
後日折返し、日時等の確認等をさせていただきます。
対象は、保護者、児童・生徒、関係者です。
☘児童・生徒のみなさんは、できればその前後に保護者にお話ししてください。
(プレ)ホームスクールや留守番をしている子たちの相談相手にもなります。本人のルールは尊重します。
ご不明なことなどございましたら、お気軽にお問合せください。 (山本)
「バクの日」は、子どもたちにとって安心できる
もう一つの居場所をめざし、一般的な福祉支援に
感性や個別性を加えたものにしていきたいと思います。
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「バク」として大切にしたいこと
・支援の目的は常に子どものため、そして子どもの利益は共につくります
・直接会って寄り添い、子ども扱いしないで一人の人として向き合います
・子どもの気持ちと笑顔を最優先して、真摯な気持ちや誠意をたもちます
・柔軟に物事を見て、痛みに寄り添う責任と姿勢をもちます
・不登校など想定外の出来事は、新たな道を開くチャンスととらえます
・地域に見守られながら安全に、安心して居られる居場所をめざします
♠「大事なのは何かをしてあげることじゃなく、よけいなことはせず共にいて、
この子には何かが実るって信じてあげること!」 だと思います。
「大丈夫。…必ず大丈夫になるから。」 (山本)
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「バク」基本方針
1 「休養や充電」の配慮
ここに来るまでの「大変だった」ことや気持ちを配慮して、
安心して自分らしく豊かに過ごせるよう環境を整えます。
2 「聴くこと」を大切に
子どもに共感し、アドバイスよりも雑談 や「静かな対話」を通して、
子どもが気持ちを出したり、受けとめられる交流を重ねます。
3 歌や音楽との関わり
歌や音楽を通して、感情や思いを 「うまく」 より 「自分らしく」
自由に出せるように楽しみます。(もちろん敏感さは配慮されます。)
4 一人の人として寄り添う
不登校を「問題」ではなく肯定的にとらえ、学校復帰は特に目標とせず
選択肢の一つとし、子どもが多様な中から柔軟に道を探るのを支援します。
5 保護者にとっても居場所
子どもがいたい居場所であることは、保護者への支援そのもの。相談にてこれまでをお察しし、
お気持ちとご意向を尊重して、情報収集や学校や関係機関、民間支援団体と連携いたします。
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名前の由来「バク」について
子どもたちの心にある、つらい夢や不安を食べてくれる伝説の動物のように、
子どもたちと共にいます。ここのバクは、小さな声もちゃんと聴いています。
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【関連記事】
20251018
20251018(土)
ライヴ AT たきち ヒロシマの有る国で
14:30~1回目
15:15~2回目
出演 山本さとし
参加費100円
みんなの家たきち 1F和室 住所:練馬区下石神井2-36-24
練馬区社会福祉協議会 関町ボランティア・地域福祉推進コーナー 電話 03-3929-2467
定員15席 (入替なし)
※ライブ後にゆるく懇談もできたらと思います。
「バクの日」主宰の山本のステージです。宜しければ遊びに来てください。
❖練馬社協さんのfacebookよりシェアさせていただきました。
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10月18日(土) ライヴatたきち~ヒロシマの有る国で~を開催します!
みんなの家たきちの運営委員でもある山本さとしさんはシンガーソングライターであり、
学校に行きづらい子どもたちの居場所づくりもされています。
多くの学校で合唱の歌として親しまれている「ヒロシマの有る国で」(Youtubeでも聞けます)は
山本さんの作品です。
この曲の歌詞は広島の原爆の悲劇や、世界で続く戦争の苦しみを通して、人々の命の尊さや、
平和への願いを訴えかけています。
今の時代にこそ、聞いてもらいたい歌だと思います。
さてこの歌には、国境を越えて南アフリカの青年がメロディを口ずさみ、
題名を尋ねたという素敵なエピソードがあります!
たきちで初めて開催するコンサートです。コーヒーを飲みながらライブやトークを堪能しませんか?
また山本さんは9月29日(月)から学校に行きづらい小学生・中学生の居場所として
「たきちバクの日」を始められました。今後、月に1回のペースで開催が予定されています。
詳しくは山本さんのHP、もしくは関町ボランティア・地域福祉推進コーナーまでご連絡ください!
山本さんのHPはこちら
→ http://www.satoshi-y.net/
#練馬区 #ボラセン #練馬ボランティア地域福祉推進センター #関町ボランティア地域福祉推進コーナー
#ヒロシマの有る国で #山本さとし #バクの日
20251017
こまねり (こどもまんなかネットねりま) ラインオープンチャットよりシェアさせていただきました。
「住み慣れた練馬区とは大切なパートナーシップでつながっています。
「こどもまんなかネット」そのものですね。これからもよろしくお願いいたします。」 (山本)
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協働推進課さんが、順番に、全こまねり登録団体を取材し、
区のHPに掲載して下さっています
現在12団体🌟
トークセッションについても報告上がっています。
が、なかなか区民の目に届かないと思うので、みなさん、個々に発信してくださいね!
HP掲載は、一般の方から見ると、団体に対しての安心材料につながると思います(cheering)
「それぞれの居場所」届ける情報・繋がる練馬【こまねり】(協働期間:令和7年度~)
20251005
再読の日々
人の前に立ちうたう仕事の他に、福祉の仕事は黒子、一細胞と思って来ました。
扉を開ける瞬間に、これはぼくの仕事、ぼくたちのステージなんだと。
休みに本棚のお気に入りを引っ張り出します。珈琲淹れて捲ります。
新たな発見というか気づかされに、気持ちが起こります。
山下英三郎先生(社大名誉教授)の言葉、著書を開く度にいつも背中をおされます。
20250929
お知らせ 【バクの日説明会】
◆「たきち バクの日」説明会
9/29月曜日 みんなの家たきち 練馬区下石神井2-36-24
14:00〜と15:30〜の2回 (各回30分程)
【プログラム】
自己紹介、始める経緯、運営内容とスタンス、質問など、
歌 「いいよおいでよ」 「バクの日に会いにきて」♪
当日直接会場に起こしください。(フリー)
※説明(内覧)会のご希望があり、急遽初日午後に2回開きたく思います。
(その後は随時個別に行いたいと思います。)
どうぞ宜しくお願いいたします。山本さとし
※ご質問等ありましたらメールにてよろしくお願いいたします。 山本宛 sy3104sw@gmai.com
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20250929月 たきちバクの日 説明会‼️
午前中相談1件あり、子どもも一緒でしたので色々と遊びました。無事登録されました。
午後の説明会では、さっそく歌をうたいます。♪
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初日無事終わりました。1件の相談と登録、2回の説明会、そしてバクの日のことを込めた歌をうたわせてもらいました。
お客様との良い出会いと、1日お付添いくださったたきち代表有川さん、陣中見舞で子どもと暫し遊んでいってくださった
田神さん(練馬社協)、運営委員の森さん(都社協)からはお花までいただきました。
心より、感謝いたします。ありがとうございました。
20250928
「バクの日に会いにきて」 オリジナルソング完成♪
昨日「たきち バクの日」のオリジナルソングを書きました。
学校に行きづらい子どもたちへの思いを込めました。
明日のバク説明会でうたうべく、今日は練習しています。
いつか、子どもたちとうたう日を夢見て♪
♪バクの日に会いにきて 作詞作曲 山本さとし
一、
そんな日には 風がふいて
うつむく背中に 光がさすよ
小さな声も ちゃんと聴こえる
だいじょうぶだよ ここから始まる
バクの日に 会いにきて
夢を食べたり 笑っていよう
止まっていても 眠っていても
希望はそっと 動き出すから
きみの時間で 進めばいい
きみの時間で 進めばいい
二、
こんな日には 空が広くて
きのうの涙も 風にとけるよ
言えない気持ち そのままでいい
心に種を まいていこうよ
バクの日に 会いにきて
夢を食べたり 笑っていよう
急がなくても ちがっていても
道はちゃんと つながっている
きみの歩幅で 進めばいい
きみの歩幅で 進めばいい
(写真/室田信一さん/たきち敬老カラオケデーのギター伴奏)
20250927
お知らせ 【バクHP公開】
http://www.satoshi-y.net/baku.html
バクHPを作りました。
FacebookやInstagramやXやLINEなどをしてない方々も大勢いらっしゃることと思います。
SNSをあまりされてない保護者さんや子どもたちに発見していただける手立てにしたいと思います。
ぼくもかつて子どもの居場所探しにインターネットで探して、やっと「なゆた」を見つけた時の安堵感がよぎります。
中身は徐々に深めて参ります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
バク代表 山本さとし
20250926
お知らせ 【バク相談室】 開設
不登校の子どもたちとその保護者さん、そして関係者の皆さんへ
バク相談室 を、みんなの家たきち (練馬区下石神井2-36-24)にて開きます。
日程は、9/29月、10/27月、11/17月、12/22月の、13:30〜16:30位
バクの日の午後に開きます。(午前中も調整できたらいたします。)
ご利用は、 sy3104sw@gmail.com
までご連絡ください。
件名を「バク相談室」にして、お名前(フルネーム) 、お電話番号、一言入力もしていただくと助かります。
折返し、日時の確認などさせていただきます。
担当一人でお受けしております。お時間の重ならないようにしたいため、ご理解のほどお願いいたします。
最初は、まず来て見て聴いてみてください。親子見学が理想ですが、最初は保護者の方のみでも。
しばらくいてみて、ご利用希望はお家で話し合われてからのご返信で構いません。
午前中の「バクの日」は、担当は子どもとマンツーで過ごすことになりますので、
子どもと保護者さんのご利用相談等は、その日の午後に開催することにいたしました。
よろしくお願いいたします。
バク代表 山本さとし
( 写真 / 山下英三郎さん /コスモス村 )
20250925
バクでは静かな対話のひとときを大切にします。
「RJサークル」(修復的対話の時間)をご存じでしょうか。
今、公立中学校でも取り組まれている対話のプログラムです。
バクでは、自由時間や茶話会にて、簡単なものを時々取り入れて、
自分自身を大切に思う気持ちを育んでいもらいたいと思っています。
具体的には、丸くなってその中に折り紙を並べて、
簡単なテーマに沿ってその時の気分で各々好きな色を選びます。
そして、その選んだ理由を順に話してもらう、ただそれを大切にします。
自分の感じたままを、たとえ一言であっても話す機会が尊重されます。
約束として、人のお話に感想は述べません。いいも違うもコメントされず聴かれます。
話す方はもちろん、パスもありです。無理に話すことでもありません。
バクで出会った者同士が丸くなって、
一人の人のお話を大切に傾聴する、ただそれのひとときです。
日常にありそうではありますが、実際にはあまりない…かもしれません。
お互いが話をし聴き合えた時、きっと気持ちが落ち着いて、広がっていくように思います。
お互いがお互いを大切だと思える瞬間の”温かみ”を感じるものと思います。
バクでは、そういったさりげない「はなす・きく」を大切にしていきたいと思います。
20250924
「たきち バクの日」のバクの由来
敬愛する山下英三郎先生(日本社会事業大学名誉教授)がかつて共同主宰されていた
あのフリースペース「所沢バクの会」(1987〜2010)リスペクトからつけさせてもらました。
(当時、山下先生からお声掛けいただき一度うたいに伺ったことがあります。)
今回山下先生からは快いご返信とコメントまでいただきました。ありがとうございます。
いただいた声
「仲間の山本さとしさんの新しい取り組み。山本さんの柔らかくて温かな人となりと、
そこに集う子どもたちがきっと新しい風を送り続けてくれるはずだ。」
山下英三郎先生(日本社会事業大学名誉教授)
◇お問合せ・ご連絡先: sy3104sw@gmail.com (山本)
初日9/29は見学会も兼ねております。
関係者の皆様、よろしくお願いします。メールいただけましたら幸いです。
みんなの家たきち https://ie.takichi-tokyo.com
山本さとし http://www.satoshi-y.net/index.htm
(写真/みんなの家たきち /正面玄関と駐輪スペース)
20250922
お知らせ 【みんなの家たきちHPに「バクの日」頁掲載】
アップは「みんなの家たきち」オーナーの室田信一さんです。どうもありがとうございます。
(向こう半年の日程は今のところの予定です。)
みんなの家たきち HP https://ie.takichi-tokyo.com/
どうぞよろしくお願いいたします。
(写真/第一月曜/第三土曜開催「たきちオープンデー」の”駄菓子コーナー”)
◇お問合せ・ご連絡先: sy3104sw@gmail.com (山本)
初日9/29月の午後は、見学会も兼ねております。
関係者の皆様、よろしくお願いします。メールいただけましたら幸いです。
昨日9/21は文具屋にて、バクの日用の小物等を探して来ました。(看板パネル、ピンポン玉入れなどなど)
また、子ども学園時代に子どもとウクレレして遊んで楽しかったので、楽器屋で手頃な1本を見つけて来ました。
みんな、鳴らしてみてね。
(写真/ピンポン玉入れ/ニューウクレレ)
♪関連記事 (「上の写真/ウランバートルから160kmほど離れたところにある児童養護施設の夏の家にて2013」 の背景)
20130907facebook投稿
モンゴリアン・ブルー~あなたの声がしたようで~
(CD『浜通りの風(はまのかぜ)』収録曲/2025年発売予定)
この8月下旬、モンゴルに行ってきました。社大の山下先生にお声かけいただきスタディ・ツァーの仲間入りをさせてもらったのです。
着陸翌日はマイクロバスでウランバートル市運営の養護施設を訪問しました。
市街地を抜けるとすぐ大草原の中を走る二車線一本道となります。当然そこを通るのですが、
路面はコンクリでもかなりでこぼこで、本当に予測なしの、アップダウンに揺れ揺られた数時間でした。
気を許すと頭を窓枠にぶつけたり、荷物を抑えたり、しまいには前後左右のシートを手で押さえ突っ張ったり・・・と
かなりスリリングな車中でした。これが当り前よ・・・と涼しいお顔で座ってる先輩方や、頭ぶつけても寝ている頼もしい後輩さんを尊敬しました。
走っても走っても次の草原が延々と続いて現れるという中で、やっと遅めのランチタイムとなりました。
車を大草原の中に入れ、数本の樹のそばで皆腰をおろし、ハムや野菜やピクルスを各々サンドイッチして食べました。
足元は一面自然のハーブです。(ここの羊の肉の臭みがないのはこのハーブを食べているからとのこと。)
僕は座っては立って大草原のパノラマを堪能しました。遠くから犬が2匹やってきて座って付いてくれました。
鷹が頭上を回旋したり、羊の群れがそばを通ったり、遠くには小さな池も見えました。
あたかも大草原の小さな家のロケ地にいるようでした。それにこの空の色!、なんとも言えない透明感あるライトブルーな感じ。
これが有名な「モンゴリアン・ブルー」といってファンの多い景色なんだそうです。(山下先生とツァー常連のKさんから教えて頂きました。)
食事の後は、子どもたちとの交流のためにこちらが用意している出し物(ミニ音楽会)の練習をしました。
ギターと馬頭琴、リコーダーとケーナ、それにパーカッションで。そしてみんなで「翼をください」をコーラスしました。
・・・そして、またまたバスで上下して、やっとこさ、めざすキャンプ地に辿り着きました。
交流は友好的に無事終わりました。
その日の夕飯は、好例のチキンハヤシライスです。日本から各自2箱ルーを持参し、
他の食材はムンフさん(素的なガイド&通訳さん)案内で、来る途中の市場やマーケットで調達してきました。
調理はキャンプのスタッフと担当の子ども達、そして料理上手なチームの方々が作ってくださいました。
僕らは、夕飯に子ども達が呼ばれるまで、広場で子ども達と遊びました。
遊ぶといっても、さすが社大の後輩さん達、現役さんらは(歳も近いせい?)スーッと子ども達の中に溶け込み、
OGで東京の養護施設で働くHさんはもう囲まれて何やらお話ししたり遊んでいる。
常連のT君はお兄さんで人気者。僕はギターもないし、どう交流したら良いのか思案してもしかたないし、
大の字になって背中にアジア大陸を感じていました。そしたらいつの間にそんな僕を見つけて、遊んでくれる子たちが現れました。
その中でも強烈な印象の子がいます。彼女の名前は「ザガス」、10歳の女の子です。
珍しい名前はモンゴル語で「魚」という意味だそうです。なるほど、その通りです、ザガスは緑の海の中を自由に元気いっぱい泳ぐ魚なのです。
彼女は、何の前触れもなくニッコニコ顔で突然僕の目の前に現われ、そろりそろりと近づいてきました。
なんと右手に持つのは、こちらのチームがプレゼントしたばかりのチビフーセン。それにぎりっぎりまで水を入れて水バクダンにして投げる構え。
まさに僕にぶつけるぞ~!!と半分冗談で、でも半分真顔で近づいて来たのです。
出会い方にもいろいろありますが、この衝撃的な出会いに思考は止まり、ただ声を出して条件反射的に逃げるばかりでした。
・・・が、相手も相手、しばらく距離を置いていると(こっちが息を整えて休んでいる間に)、また後ろからなにやら気配が・・・して振り向くと、
あのニッコニコがまた現れ、右手に水バクダンを持ってすぐそばまで来ているのです。
こっちの子は足が速い・・・これの繰り返しが延々と続きました。(普段の走り込み不足を痛感!)
カバー写真はまさに追いかけられているところです。
ウランバートルから160kmほど離れたところにある児童養護施設の夏の家にて
(夏の家:学校が終わ る6月から進学年度が始まる直前の8月末までを過ごす施設のキャンプ。写真:山下英三郎先生)
山本さとし http://www.satoshi-y.net/